Subject:
詩篇140篇ー143篇のつながり
From:
Hikaru Saito
Date:
2006/06/29 13:53
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは。斎藤光です。
詩篇140-143篇のつながりを見ました。

●詩篇140篇
[状態] 
・敵の毒の舌によって攻撃されている(前半)
・主の御名に感謝(後半)

[願い]
・敵から救って
・悪者の願いを叶えさせない
・敵に対する復讐

[解決]
・神が私のあたまをおおわれる
・主が悩む者のためにさばきを行う

●141篇
[状態]
・骨がよみの入り口にまき散らされている
・わなと落とし穴がもうけられている

[願い]
・急いで答えてください
・祈りが届くように
・口を守って
・敵から守って
・敵が自分の網に落ちるように

[解決]
・神に身を避け、目を向ける
・敵が網に落ちる

●詩篇142篇
[状態]
・私の味方はいない
・敵は私を迫害する
・敵は私にわなを仕掛ける

[願い]
・御名に感謝するため、牢から魂を連れ出して

[解決]
・主は私の避け所、私の土地
・主は私によくしてくださる

●詩篇143篇
[状態]
・霊がこわばった
・神をしたう

[願い]
・祈りを聞いて
・早く答えて(霊が滅びないため)
・御顔を隠さないで
・敵から救って
・みこころを行うことを教えて

[解決]
・御名の故に私を生かす
・主こそ私の神、私は主のしもべである

●まとめ
これらの4つの詩篇は、全部困った状態にある。だが、一つ一つ状態は違う。
140-142はにているように見える。それは敵のわな、綱、落とし穴というテー
マが共通しているからである。しかし、143は敵の攻撃の話が少ない。

このように見えるが、実は140-142篇も少し違う。140篇は舌の毒が敵の攻撃と
して使われている。141篇は、自分の口の問題も出てき、敵の攻撃は最後の方
に出てくる。また、自分以外の正しい者の話も出てくる。142篇は敵の攻撃の
方が後半に出てくる。ここでは自分を省みる者がないが、主こそ私の受ける分
であるということが書かれている。そして、主の救いがあった後で、正しい者
が集まってくる。143篇は肉体の問題ではなく、たましいの問題として書かれ
ている。敵の攻撃によって、霊が滅びてしまいそうであると言うことを言って
いる。


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Hikaru H. Saito
mailto:hikaru@4saito.com
God bless you!
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