Subject:
詩篇141篇「穴に落とす」
From:
+ShinyaKanno
Date:
2006/07/04 11:36
To:
saiwainet

+ちゃんくんです。

詩篇141篇「穴に落とす」というストーリーを見ました。

■創世記14章10節

ソドムとゴモラ、アデマ、ツェヴォイム、ベラが四人の王に逆らって、戦うこと
になった。
戦いのときに、ロトが連れて行かれたので、アブラハムは彼らを負って、戦った。
ソドムとゴモラの王はその四人の王たちから逃げていたときに、穴に落ちた。

■ヨシュア記10章16-27節

五人の王たちは逃げて、穴の中に隠れた。
穴の中にいるという知らせがあったので、ヨシュアは穴の上に石を置いた。
それから、彼らを穴から出して、木にかけ、また穴に入れた。

この出来事は創世記14章を連想する。
この箇所では五人だが、創世記の箇所では四人である。

木にかけるというときに、ハマンとキリストを思い出す。
ハマンはモルデカイをかけるために木を立てたが、それに自分がかかってしまった。

ガラテヤ人への手紙3章13節には木にかけられたものはみなのろわれた者であ
ると言われている。

キリストの場合は他の人と違って、自分から民を御父の栄光のために十字架にか
かってくださった。
十字架においての死刑というのはローマ帝国において一番ひどいさばき方である。
全く罪を犯していないキリストが私たちのためにそのさばきを受けてくださった。

ちょっと読むと、穴に落ちるということがあまりひどいさばきのようには聞こえ
ない。
反対に穴に落ちるというと、子どもの遊びみたいに聞こえしてしまう。
自分を非常に憎んでいるものに対するさばきとして言うのだから、非常にすごい
さばきであるということがわかる。

イザヤ書8章14節には神様がイスラエルにとって落とし穴となるという言い方
がある。

ほとんどの人は自分で穴を造って、その穴に落ちてしまう。
まさしく、目には目、歯には歯のさばきである。

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