Subject:
詩篇141篇 釈義とは何か
From:
Miwaza Jemimah
Date:
2006/07/05 12:09
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

みーちゃんです。

今日の詩篇研究において、「釈義」がでてきたので、釈義とはどのようなもの
か、「新約聖書の釈義」という本から、簡単にまとめました。

・釈義とは聖書のテキスト自身の意味を研究するものである。
 ・この研究において、”なに”、”なぜ(文脈)(意図)”が大事であり、この二
つは、釈義の中心である。

・釈義は解釈とは違う。
 ・釈義を含む解釈の学を指す言葉は”解釈学”である。
  ・この解釈学の場合は、”適用”に重点を置く、と考えてよい。

・釈義は、一つの書物を全体的に学び進めていくことである。

・釈義は、難しい箇所、問題となっている箇所を学ぶものでもある。

・釈義は、次の日曜日の説教の準備となる、しかし、説教自体は釈義的であって
はならない。なぜなら、”釈義的説教は、一般に、無味乾燥で知識を与えてくれ
ることはあるが、霊感を与えてくれるようなことは、ほとんど、無い。”からで
ある。

・釈義は聖書のテキスト自体を研究するものだが、ここで、まず気をつけなけれ
ばいけないのは、”いかなる種類の文書を釈義しているのか”ということである。
 ・この”いかなる”というのには、新約聖書の場合、四つのジャンルがあり、
1.書簡、2.福音書、3.使徒言行録、4.黙示録である。

・釈義においては、まず”訳”をよく見なければいけない。
 ・そのためには、ギリシャ語とヘブル語を知っていると非常によい。

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 Miwaza J. Kanno
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 God be with you              :)
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