Subject:
詩篇142篇 右に目を注ぐ(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2006/07/11 8:32
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

この詩篇にでてくる言い方は分かりやすいものがほとんどだが、その中でひとつ
だけ4節の「右に目を注ぐ」ということの意味が少し分かりづらい。それで、詩
篇の中で「右」という言葉について調べて、どのような意味を持つのかというこ
とを考えました。

■詩篇16:8, 11

詩人は主こそ幸いであると信じ、ゆずりの地所である主に身を避けている。そし
て、自分の前、右に主を置いていおいた。それによって揺るがされることはなく
なり、喜ぶことができるのである。その喜びは自分の前と右に置かれている。主
は道を知らせ、穴から救い出してくださるのである。この詩篇には142篇と似て
いるテーマがいくつもある。この詩篇から分かるのは、主が右におられるという
ことは、喜びが共にあるということである。また、右にいてくださることは主を
避け所としているということでもある。

■詩篇17:7

この詩篇を読むと、なぜ、神が右にいてほしいのかという理由が分かる。

正しい者の祈りを聞いてくださいと詩人は願っている。それは、敵の攻撃のため
である。敵は取り囲み、右を攻撃してくるのである。それで、御翼である主の所
に行き、主の御顔を見たいと願っているのである。この詩篇から、敵は右を攻撃
してくるので、右にいてくださいと神に願っているということが分かる。

■詩篇18:35

この詩篇は神の右の手である。

岩である主に祈るなら、神は聞いてくださり、さばきをなしてくださる。その神
は道を教え、敵に対して戦う腕を強くしてくださる。それは右の手による。神は
復讐をし、王を救ってくださるのである。

-- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com O give thanks unto the LORD; for he is good; for his mercy endureth for ever. 1 Chronicles 16:34