Subject:
詩篇142篇 対比
From:
Miwaza Jemimah
Date:
2006/07/11 12:10
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

みーちゃんです。

詩篇142篇と詩143篇を対比しました。

■叫び、呼ぶ事、答え:

・この両方の詩篇とも、1節で、神さまを呼び、答えを求める、というところか
ら始まっている。しかし、詩篇142篇の場合は、その叫びは2節に続いている。

・”叫び、呼ぶ事、答え”のテーマは、詩篇142篇では、5節と6節に、詩篇
143篇では、7節にもう一度出てくる。

■道:

・142の詩人は、神さまが道を知っておられる方なので、道を教えてください
と求めている。そして、143の詩人も、行くべき道を教えてくださるように、
求めている。

■わな:

・142と143の詩人が問題としているところは、悪者がわなを仕掛けてい
る、ということである。143には、”わな”または、”穴”と言う言葉は直接でて
こないが、3節の”暗いところ”がそれと同じだと考えられる。

■霊:

・”霊が衰え果てている”という言い方は、142:3と143:4にでてくる。
また、似ている言い方は、143:7にもでてくる。

■避け所、身を隠すところ:

・142と143の詩人は苦しんでいるときに、避け所を求めている。そして、
その避けどころとは神様御自身である。

■たましい:

・142の詩人も、143の詩人もたましいが苦しんでいるが、このたましい
は、牢獄と、暗いところに置かれてしまっているから苦しんでいる。

■地:

・143で詩人は平らな地に導いてくださるように、神様に求めている。142
では、詩人は神さま御自身が生ける者の地であり、分の土地である、と言っている。

■良くして下さったこと:

・142の最後では”あなたが私に良くしてくださるので”正しい者たちが集まっ
てくる、と書かれているが、143では、5節のところで詩人は、神様のわざを
思い出している。

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 Miwaza J. Kanno
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 God be with you              :)
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