Subject: 詩篇143篇「火曜日の聖書研究」 |
From: +shinya@kanno.com |
Date: 2006/07/18 11:11 |
To: saiwainet@yahoogroups.jp |
+ちゃんくんです。 143篇「火曜日の聖書研究」06/07/18 ■142篇が似ていように、141篇も似ているのか 141篇には「自分を吟味する」ことをあらわすテーマがある。 このテーマは140篇と142篇には出てこないテーマであって、143篇とのつな がりをあらわす一つの大切なポイントである。 141篇の穴の中心は私が誘惑に負けないようにということになっている。 しかし、143篇は敵が穴に落とそうとしているというのがポイントになっている。 142篇は信頼似たいして答えてくださいということを言っている。 ■143篇の7ー12節の違いは何か 昨日はほんとは1ー4節、5ー6節、7ー10節、11ー12節に分けようとしてい た。 しかし、5ー6節と7ー10節のつながりがあまりはっきりしない。 なので、昨日の時点では1ー6節、7ー8節、9ー10節、11ー12節の分け方の ほうがいいかということになっていた。 しかし、7ー12節の違いがあまりよくわからないので、最初の構造のほうがいいか ということになった。 後半の7ー12節は四つにわけて、7節と11ー12節、8節と9ー10節が並行し ていると考える。 そうすると後半はABBAというつながりになる。 このように考えてくると前半も四つにわかれるのではないかということになる。 ■前半を四つにわけると、どのようなつながりになるのか 前半を後半と同じように四つに分けるとなると1ー2節、3ー4節、5節、6節にな る。 1ー2節と3ー4節はAAで後半の7節、11ー12節と並行している。 また、5節、6節は8節、9ー10節と並行している。 後半はABBAだが、前半はAABBということになる。 ■詩人の苦しみは何か 詩人は神様の御心が行われていないかのようで苦しんでいる。 ダビデの祈りの基本パターンである。 ------------------------------------- +審也@カンノファミリー mailto:shinya@kanno.com -------------------------------------