Subject:
詩篇143篇「御名のゆえに」
From:
+shinya@kanno.com
Date:
2006/07/20 7:28
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

+ちゃんくんです。

詩篇143篇「御名のゆえに」ついて考えました。

■詩篇31篇3節

御名のゆえに私を導いてください。

・143篇とのつながり

143篇では御名のゆえに私を生かしてくださいということを願っている。
143篇の場合は義によって私のたましいを苦しみから連れ出してくださいという言い方もある。
31篇はこの言い方の前にあなたはとりでですという言い方がある。

31篇では悪者がさばかれるようにというのが長く祈られている。
この詩篇では穴に落とす、落とされているというテーマは特に出てこない。
しかし、私は身を避けますという言い方は何度も出てくる。

■詩篇138篇2節

御名のゆえにみことばを高くあげられた。

・143篇とのつながり

この詩篇は143篇とはちょっと違った雰囲気である。
143篇には第一巻ぽい言い方がたくさん出てくるが、この詩篇では神様をほめたたえるという言い方がたくさん出てくる。

138篇の7節にあなたは私を生かしてくださいますという言い方がある。
143篇の御名のゆえに私を生かしてくださいというのとつながっている。

138篇の8節であなたの御手のわざを捨てないでくださいと詩人が願っている。
しかし、143篇では私はあなたのわざを静かに考えると言っている。

■第一サムエル記12章22節

ご自分の偉大な御名のために、ご自分の民を捨て去らない。

・143篇とのつながり

この言い方のあとに、神様はあなたがたによい正しい道を教えようと言ってくださった。
これはサムエルが民に対して語ったことばである。
主の御声に聞き従いなさいということを何度もサムエルはイスラエル人に言っている。

■詩篇23篇3節

私のたましいを生き返らせ、御名のために義の道に導かれる。

・143篇とのつながり

私を生き返らせてというところが143篇とつながっている。
143篇では御名のために生かしてくださいだが、23篇では御名のために義の道に導かれるということになっている。
143篇にも、私の歩むべき道を教えてくださいという言い方がある。

23篇でも。143篇でも「私のたましい」が回復することを求めている。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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