Subject:
詩篇144篇「火曜日の聖書研究」
From:
+shinya@kanno.com
Date:
2006/07/25 12:00
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

+ちゃんくんです。

144篇「火曜日の聖書研究」06/07/25 

■109篇(第五巻)とのつながりは

18篇がつながっているということを142篇を学んだときに言っていた。
しかし、まずは第五巻の中でのつながりを見るのがいいだろう。
144篇の次の詩篇の145篇は110篇とつながっていると言われる。
そうすると、144篇は109篇とつながっているということになるのか。

109篇には悪者の口の話と、右の話も出てくる。
しかし、112篇には「幸いなことよ」という言い方がある。
144篇はダブル幸いで終わっている。

■144篇の中での対比されているテーマは

1ー8節と9ー15節の前半と後半に分けて、その中をそれぞれ二つに分ける。
もっとこまかく見ると、四つにわけた中もまた二つにわかれることになる。

9ー11節の中をまた二つにわけるときに、9節を一つにするのか、9ー10節にす
るのかというのが問題になる。
ある注解書では10節は11節とくっついているということが言われる。
しかし、5ー8節と9ー11節が並行しているということにはかわりがない。

「新しい歌」ということばは第五巻の中にこの詩篇しかない。
最後は98篇の1節である。
この詩篇の中で新しい歌は5ー6節の神様が天から降りてくるということと並行して
いる。

「人は何者か」という言い方は90篇を思い出すが、直接の言い方は8篇にある。

新しい歌の内容は「新しい王様が来た」ということである。
王様がかわることによって、新しい時代が始まる。
普通は、王様によって、時代が数えられる。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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