Subject: 詩篇144篇 8篇と33篇(ケイヤ) |
From: "keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com> |
Date: 2006/07/25 12:36 |
To: saiwainet@yahoogroups.jp |
こんにちは、+KeiyaKannoです。 この詩篇には、他の詩篇と似ている言い方がいくつがでてくる。その代表的なも のは18篇であるが、他に8篇と33篇がある。それで、その2つの詩篇と比べました。 ■8篇 この詩篇には「人とは、何者なのでしょう。あなたがこれを心に留められると は。人の子とは、何者なのでしょう。あなたがこれを顧みられるとは。」という 言い方が4節にある。これは144:3とまったく同じ言い方である。 最初と最後に「私たちの主、主よ。あなたの御名は全地にわたり、なんと力強い ことでしょう。」という同じ言い方の繰り返しがあるということは8篇の特徴で ある。同じ言い方が2回繰り返されているのは、144篇との共通点であることが言 える。 8篇全体は主の御名を賛美することから始まる。それは、主が全世界を創造され たためである。しかし、同時に幼子たちに力を与えられる。また、無力な者たち にご自分の被造物を支配させるのである。 両方の詩篇において共通しているテーマで大切なのは、「指と手」である。神は 全世界を指で創造されたが、私たちの手と指をも強め、敵と戦うようにしてくだ さるのである。 ■33篇 「幸いなことよ。~な人は。」という言い方は何度も詩篇の中で繰り返されてい るが、興味深いのは、33篇と144篇で言われている幸いな人物が似ていることで ある。この詩篇において、主を自分の神とする国は幸いであると言われていると 同時に、神によって選ばれた民も並行している。 この詩篇が144篇と共通しているのは、十弦の琴を使って主に新しい歌を歌って いることである。神が創造してくださり、国々をさばき、すべてのものを見てお られることを新しい歌において賛美するのである。-- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com O give thanks unto the LORD; for he is good; for his mercy endureth for ever. 1 Chronicles 16:34