Subject:
詩篇144篇 89篇との比較(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2006/07/26 11:48
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

この詩篇のキーワードのひとつは「右の手」という言葉である。この言葉は詩篇
の中の39箇所で使われていて、この詩篇はその最後の箇所である。右の手という
言葉が使われている箇所を見ると目立つのは89篇である。そこでは4回も右の手
という言葉が使われている。内容においても共通している部分があったので、比
較しました。

■概略

詩人は主が契約を結んでくださったこと、そして主が恵みと真実なる御方である
ので、必ずそれを守ってくださることを知って、主にほめ歌を歌っている。その
万軍の主に並ぶような御方は他にいない。主が王であるので、民は幸いであり、
ご自分のしもべであるダビデを王として任命してくださった。しかし、神は民が
敵に負かされるのをただ見ておられるだけである。それで、ただの人間にすぎな
いことを覚えてくださいと願っているのである。

■比較

89篇で強調されているのは、神が真実の契約を結んでくださっているということ
である。これは144篇にでてくる悪者の偽りの右の手とは正反対のものである。
悪者は偽りの手で攻撃してくるが、神は真実の約束をしてくださるのである。

右の手が4回使われている89篇だが、そこには神の右の手と敵の右の手がある。
神はご自分の右の手を上げて民に救いを与え、さばきをなしてくださる。しか
し、悪者が右の手を上げる時に、彼らが勝利していることになることを悲しんで
いる。それで、敵の右の手が、主の右の手によってさばかれることを求めている
のである。

まだ途中です。

-- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com O give thanks unto the LORD; for he is good; for his mercy endureth for ever. 1 Chronicles 16:34