Subject:
詩篇145篇 ダニエル書との比較(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2006/08/02 8:17
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

ダニエル書には145篇に似ているテーマがたくさんあったので、比較して関係を
考えました。

■概略

ダニエル書は、バビロンによってユダが攻撃された時代に書かれたものである。
ネブカデネザルは何度もユダを攻撃したが、その最初のほうにダニエルと他の貴
族たちを補囚にし、自分のための宦官にした。しかし、ダニエルは種の民として
自分をきよめ、神に忠実であった。それで、ネブカデネザルや、他のバビロンの
王たちの夢を解き明かすことができ、権威を与えられる。また、ダニエルは自分
自身も幻を見、これから起こることを教えられる。

■類似点

まずこの詩篇と一緒に考える上で重要なのは2:44, 4:3, 34, 7:26である。これ
らの箇所は145:13とつながっている。2章では、ダニエルが話しており、夢にお
いて、最終的に神の御国が来ることを教えていると伝えた時に「神の国は永遠に
滅ぼされることがなく、その国は他の民に渡されない」ということを言う。4章
の最初と最後では、ネブカデネザルが自分について書いている中で、「主権は永
遠であり、国は代々限りない」と言うのである。7章では、ダリヨス王がダニエ
ル書が救われたことを見て、同じ賛美をするのである。ダニエルが見た幻につい
て書かれている8章の中でも似たような言い方がある。

4章にあるネブカデネザルの賛美は、特に145篇に似ているということが言える。
ネブカデネザル自身はとても大きな帝国の王であったが、その王よりも偉大であ
る主を、「全世界の王」として賛美している。

-- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com O give thanks unto the LORD; for he is good; for his mercy endureth for ever. 1 Chronicles 16:34