Subject:
詩篇145篇 111と112
From:
Miwaza Jemimah
Date:
2006/08/02 11:17
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

みーちゃんです。

詩篇111篇と詩篇112篇の概略を考えました。

■詩篇111篇:

1節:ハレルヤ・感謝

2-4節:みわざを尋ね求める(人)/義は永遠に堅く立つ

5-9節:みわざを告げ知らせる(神)/主を恐れる者

10節:誉れは永遠に堅く立つ/主を恐れること

#2-4節と5-9節のみわざとは、つまり、3と4節に書かれている「義」と
「あわれみ」のことである。そして、この「義」とは、7節に書かれている「真
実と公正」である。

#2-4節はみわざの話がでてくるので、5-9節と対比しているということも
いえるが、2-4節には「義は永遠に堅く立つ」ということも出てくるので、
10節の「誉れは永遠に堅く立つ」と対比していると言うこともいえる。

#5-9節は、みわざの話において2-4節とつながっているが、最初の「主を
恐れる者」に中心をおくならば、10節とつながっているということもいえる。

■詩篇112篇:

1-3節:幸いなことよ/義は永遠に堅く立つ/主を恐れる者

4節:主は情け深く・あわれみ深い

5-9節:しあわせなことよ/義は永遠に堅く立つ/正しい者

10節:悪者の結末

#111:10節が主を恐れる者がどのようになるか、と言う話だ、と考えるな
らば、それに対比して、10節では悪者の結末について書かれている、というこ
ともいえる。

#1-3節と5-9節は、非常に似ている。そして、この「義に堅く立つ」と言
うテーマは111:2-4と10にでてきたものでもある。

#4節の「主は情け深く・あわれみ深い」とは、一言で違う言い方で言えば、”
義”ということになる。

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 Miwaza J. Kanno
 miwaza@miwaza.com
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 God be with you                      :)
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