Subject:
詩篇146篇「おのれの土に帰る」
From:
+shinya@kanno.com
Date:
2006/08/16 11:53
To:
Saiwainet

+ちゃんくんです。

詩篇146篇「おのれの土に帰る」という言い方を見ました。

創世記2章7節を読めばわかるように、人はちりを形作って創造されたものである。
なので、死ぬときにはちりに帰る。
詩篇90篇3節にも「人の子らをちりに帰らせて言われます」という言い方がある。

人はちりでもあるが、聖書の中では草や、花にもたとえられることがある。
創世記3章19節のアダムに対する呪いのことばの中にも、ちりに帰らなければならないということが言われている。

神様はこのようなちりである私たちに創造されたすべてのものを支配するように与えてくださった。
偉大な創造主であるということは、このようなちりである私たちをあわれんでくださったということにおいてあらわされる。

ヨブ記10章9節ではヨブは自分は粘土で造られましたということを言っている。
146篇に似ている104篇にもちゃんと「おのれのちりに帰ります」という言い方がある。

聖書の中では、イスラエルはちりのように多くなるという約束も与えられている。
第一サムエル記2章のハンナの祈りの中で、ハンナは弱い者をちりから起こし、貧しい者をあくたから引き上げということを祈っている。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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