Subject:
詩篇146篇「回りの詩篇とのつながり」
From:
+shinya@kanno.com
Date:
2006/08/17 11:20
To:
Saiwainet

+ちゃんくんです。

詩篇146篇「回りの詩篇とのつながり」を見ました。

パンを与える、かがんでいる者を起こすというテーマは145篇にも、147篇にも出てくる。
145篇の一つだけ違うところは、ハレルヤということばがないことである。
146-150篇までが最後のハレルヤの詩篇である。

145篇と146篇には、悪者が滅ぼされる話と、神様がとこしえという言い方が最後に出てくる。
145篇の18-19節の呼び求めるものに答えてくださるというテーマは直接は146篇に出てこない。

かがんでている者を起こす、食物を与えるという順番で出てくるのが145篇。
しかし、146篇ではパンを与えることが先に出てきて、かがんでいる者を起こすというのはあとに出てくる。
145篇と146篇は出てくる順番が反対になっている。

147篇は心の貧しい者をささえるという言い方になっている。
後半に、パンを与えるということについての話がある。147篇の場合はカラスに食物を与えるという話も出てくる。
147篇の場合はいわゆる創造の話というものが書かれている。

145篇には神様の創造についての話は特に出てこないが、146篇、147篇にはある。
146篇からは創造について、弱い者、しいたげられる者をあわれむことによって、現されるということが言える。

148篇にはあまり似ているテーマはないが、149篇はいくつか似ているテーマがある。
149篇には貧しい者を救いをもって飾られるというテーマがある。
2節のところではおのれの造り主にあって喜べということも言われている。

149篇では国々に対する復讐というものが強調されている。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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