みーちゃんです。

詩篇１４６篇と詩篇１４７篇、詩篇１４８篇のつながりをみました。

■ハレルヤ：

両方の詩篇は、”ハレルヤ”ではじまり、”ハレルヤ”で終わっている。また、この
ハレルヤ詩篇は、詩篇１５０篇まで続いている。

■弱い者たち：

詩篇１４６篇の７－９節までのところ、神さまは弱い者を救ってくださる、とい
うことが書かれていて、具体的に、弱い者はどんな者なのかということが書かれ
ている（虐げられる者、飢えた者、捕らわれ人、盲人、かがんでいる者、在留異
国人、みなしご、やもめ）。詩篇１４７篇では、神さまが心の打ち砕かれた者を
癒し、心の貧しい者を支えてくださると書かれている。もう一つの共通点は、こ
れらの弱い者の救いとの対比で、悪者は滅ぼされる、ということが次の段落で書
かれていることである。

■被造物：

詩篇１４７篇８－９節はどちらかというと、詩篇１０４篇と似ている、というこ
とがいえる。詩篇１４６篇との対比であれば、６節の”創造主”についての箇所と
対比しているということと、”食物を与える”という部分において、詩篇１４６篇
７節がつながっている、ということがいえる。

■主ほめたたえる：

詩篇１４９篇で、主をほめたたえよ、という命令は、被造物に対しても与えられ
ている。彼らが、ほめたたえるものは、主の名である、ということもこの詩篇か
ら分かる。

■君主たち、地の王：

詩篇１４６篇の３－４節でむなしい、と言われていた君主たちは、詩篇１４９篇
１１節で、主をほめたたえよ、と命じられている。また、呼び方は”君主”だけで
なく、”地の王”や”地のすべてのさばきつかさ”などいろいろなものがある。

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