+ちゃんくんです。
148篇「木曜日の聖書研究」06/08/31
■祭壇の四隅についている角は何を意味するものか
「角」ということばを探すときに、祭壇の四隅にある角の話がたくさん出てくる。
この角をつかんだ人は、ヨアブとアドニヤの二人である。
ほとんどの箇所で、角というときに羊の角ではなく、野牛の角という言い方になっている。
民数記23章22節にはエジプトから連れ出した神は彼らにとっては野牛の角のよう
だという言い方がある。
申命記33章17節を見ればわかるように、野牛の角は戦うものである。
民数記では神様は野牛の角と呼ばれ、申命記ではヨセフが野牛の角と呼ばれている。
祭壇の四隅の角には雄牛の血を塗って、あがないをする。
角ということばが一番最初に出てくるのはアブラハムの創世記22章である。
創世記22章では雄羊が角をやぶに引っかけていた。
角というときに、牛であるか、羊であるかはあまり関係ないように見えることができる。
祭壇の角にはどのような意味があるのか、力を現しているものなのか。
祭壇の角につかまれば助けられると思って、そこにつかまる。
ヨアブの場合はそこにつかまっていたが、そこから引きずりおろされて、殺された。
その角は、ある人にとってはいのち、ある人にとっては死である。
契約の箱には祭壇の四隅についているような角はついていない。
ケビン・コナーさんの神殿についての注解書を見ても、この角についての意味は特に
わからない。
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+審也@カンノファミリー
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