Subject:
詩篇148篇「金曜日の聖書研究」
From:
+shinya@kanno.com
Date:
2006/09/01 11:52
To:
Saiwainet

+ちゃんくんです。

148篇「金曜日の聖書研究」06/09/01

■最初読んだときの148篇のイメージは

最初読んだときには、何よほめたたえよというこしか言われていないのかと思って
いた。
しかし、学んでいくうちに、そうではないことがわかった。

■148篇とのつながりを見るべき箇所は

詩篇8篇、115篇あたりにも似ているテーマがたくさん出てくる。
150篇まで学んでいく間に、第五巻の中の最初のハレルヤの詩篇の構造を見て、つながりを見な
ければならない。

■構造から言えるポイントとなるキーワードは

分け方は非常に簡単で、だれもが読めばすぐにわかるほどである。
1ー4節は天において主をほめたたえよ、7ー12節は地において主をほめたたえよ
という言い方で始まっている。
5ー6節と、13ー14節は出だしが全く同じで、彼らに主の名をほめたたえさせよ
という言い方になっている。

1ー6節の前半は天での話で、7ー14節の後半は地での話をしている。
このことは1節と7節を読めばはっきりとわかる。

最初は創造の順番で書かれているのかと思ったが、こまかく見ていくとそうではない
ことがわかった。
十二部族の名前が出てくるときに、いつも同じ順番で書かれているわけではないのと
同じである。

御使いや、山を創造した話は創世記1章に出てこない。
148篇のこの書き方にも何かの意味があることはわかるが、どのような意味がある
のかはわかっていない。
はっきりしているのは、1ー6節は天、7ー14節は地ということでまとまっている
ことである。

5ー6節は神様の命令、創造というこの二つのキーワードでまとめることができる。
日や月を見れば、神様の命令が完全であることがよくわかる。
13ー14節は、賛美、栄光ということばでまとめることができる。
神様の栄光は民の角が高く上げられることにおいて一番よくあらわされている。

最初は148篇は秘蔵物の詩篇だと思っていたが、角の詩篇である。
一番最初の角の詩篇は第一サムエル記2章のハンナの祈りである。
祭壇の四隅についている角は確かにメサイヤのひな形であるということが言える。

角がこの詩篇のポイントとなるキーワードである。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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