みーちゃんです。

ハレルヤ詩篇のつながりのまとめです。

■まとめ：

詩篇１４６篇から詩篇１５０篇までは、「最後のハレルヤ詩篇」と呼ばれる、詩
篇のグループである。これら５つの詩篇は、大きく二つのグループに分けること
ができて、その二つのグループをまとめるものが、詩篇１４６篇である。一つの
グループは、詩篇１４７篇と詩篇１４８篇で、もう一つは、詩篇１４９篇と詩篇
１５０篇である。短い題をつけるならば、詩篇１４９篇と詩篇１５０篇は「ハレ
ル」で、詩篇１４７篇と詩篇１４８篇は「ヤ（ヤハウェ）」である。そして、詩
篇１４６篇が「ハレルヤ」ということになる。また、

これらの詩篇すべての中で、共通しているテーマはいくつかある。その中の一つ
は、「国々」についてのテーマである。詩篇１４６篇、１４７篇、１４９篇にお
いて、国々はさばかれているが、詩篇１４８篇と詩篇１５０篇において、国々は
ともに主を賛美している。詩篇１５０篇には、直接”国々”と言う言葉がでてこな
いが、６節で、「息のあるもの」というように、国々も民もすべての者が主をほ
めたたえるようになった、と言うことが分かる。

もう一つ、この五つの詩篇の間で共通しているテーマは、「主は王である」とい
うもので、そのテーマは、詩篇１４７篇と詩篇１５０篇において「偉大」と言う
言葉で表されている。そして、詩篇１５０篇の２節からも分かるように、「主は
王である」ということは、主をほめたたえる理由の大きなものである。

詩篇１４７篇と詩篇１４８篇のつながりにおいて、よく目立つテーマは、被造物
の話である。主は、これらをすべて支配しておられる、と言うことであるので、
これは、「主は王である」と言うこととつながっている、と思われる。

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