Subject:
詩篇150篇 ハレルヤ詩篇のつながりのまとめ(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2006/09/14 12:20
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

今日の詩篇研究で、ハレルヤ詩篇のつながりについて考えたので、まとめました。

146篇から150篇までで色塗りをすると明らかになるのは、147篇と149篇、148篇
と150篇が似ているということである。賛美についての言葉を見ても、147篇と
149篇は「ほめ歌を歌う」という言い方で、148篇と150篇は「ほめたたえる」と
いう言葉になっている。

147篇と149篇の特徴としては、国々に対するさばきがあるということである。
147篇には、みことばによるさばきがなされたことが書かれている。149篇には、
聖徒たちによる国々に対するさばきが書かれているが、それは書き記されたさば
きであるということは重要なポイントである。国々にさばきをなされるというこ
とが書いてあれば、その反対も書いてある。それは、神が貧しい者を救ってくだ
さるということである。神は弱い者たちに食べ物を与え、飾ってくださるのである。

148篇と150篇の特徴は、まず「ほめたたえる」という意味のヘブル語「ハレ
ルー」が148篇には10回、150篇には11回でているということである。148篇は天
における賛美と、地における賛美であり、150篇は天における賛美である。

この2種類の詩篇の両方の要素を持っているのが、146篇である。1-2は150篇にあ
てはまり、生きている限り、息のある者が主をほめたたえるというテーマになっ
ている。3-7aには何もできない人間に信頼するのではなく、主に信頼するように
ということが書かれていて、147篇とつながっている。7b-9は149篇であり、貧し
い者を助けるが、悪者をさばくということになっている。最後の10節は主が永遠
に支配しておられるということで148篇になっているのである。

-- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com O give thanks unto the LORD; for he is good; for his mercy endureth for ever. 1 Chronicles 16:34