こうです。詩篇8篇とその前後の詩篇とのつながりを見ました。

●それぞれの詩篇の要約

・7篇

救ってください
罪を犯したなら私を裁いてください
悪者を裁いてください
主は諸国の民を裁く
神は審判者
正しい者が堅く立てられるように
私は主をほめたたえる

・8篇

主は力強い、御名は全地にわたる
人はむなしい
神は人を万物を支配するものとされた

・9篇

私は主に感謝する
私は主を喜び、誇る
主は義の審判者として座につく
主はより頼む者のとりで
主にほめ歌を歌え
あわれんでください
国々の裁き

●共通点

全体的に9篇と7篇はとても似ている。9篇と7篇は順番が違うが内容はほとんど同じよ
うなものである。しかし、第1巻の中には8篇と同じような詩篇はない。49篇は人がむ
なしいということを言っていて、8篇と似たところがあるが、全体的にとても似てい
るとはいえない。90篇は8篇とかなり似た詩篇である。

・90篇

主はとこしえに神
神は人の子らを支配する
人はむなしい
あわれんでください
私たちのわざを確かにしてください

このように8篇にある内容はほとんど90篇に入っていて、書かれている順番も結構似
ている(神の偉大さ－人のむなしさー人をこのようにされる、されるように)。8篇は
90篇とは似ているが一巻の中では特徴的な詩篇となっている。

以上です。

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Koh Aoki
koh@arkios.co.jp
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