Subject:
詩篇11篇 研究の手がかり(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2006/10/04 11:51
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

・14篇に似ているテーマがいくつもある。10篇と同じように「神はいない」と
言っている者たちは、国々の中にあふれている。それで、神が天から見ても正し
い者はいなかった。しかし、主は正しい者と共にいて、避け所となってくださる
のである。

・1節の「たましい」という言葉と5節の「みこころ」という言葉は同じヘブル語
である。

・4節にある「見通す」と7節にある「仰ぎ見る」は同じ言葉である。神は人の子
を見られるが、心の直ぐな人は御顔を仰ぎ見るのである。

・神は暴虐を「好む」者たちを憎まれるが、正義を「愛される」という並行があ
る。その2つの言葉は同じヘブル語である。

・6節の「網を張る」という言い方は「炭を降らせる」とも翻訳できるようである。

・「直ぐな人が神を見る」というテーマはマタイの福音書5章の山上の説教の最
初にある「心のきよい者は神を見る」ということを連想する。罪を持つ人間は神
を見ることができず、ヨハネの黙示録のヨハネのように倒れてしまうが、神に愛
されている直ぐな人は見ることができるのである。

-- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com O give thanks unto the LORD; for he is good; for his mercy endureth for ever. 1 Chronicles 16:34