Subject:
詩篇14篇 研究の手がかり(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2006/10/10 11:24
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

・この詩篇のほとんどの部分は53篇と同じである。似ていないのは、5節と6節に
ある理由の部分で、14篇では神が正しい者と一緒にいて、避け所となってくださ
ること、53篇では悪者が滅ぼされることが強調されている。

・前半を3節までにするのか、4節までにするのかで迷ったが、5節の主語が代名
詞だったので、3節までにした。このほうがつながりもはっきりしてくる。

・1-3の中で「いない」という言葉が4回繰り返されている。このことから、前半
では「いない」ことが強調され、後半では「いる」ことが強調されていると考え
られるかもしれない。

・1節で「神はいない」と言っていることに対して、1節の後半と3節では「善を
行う者がいない」ことが対比している。

・2節と3節は、パウロによってローマ人への手紙3:11, 12で引用されている。

・4節で悪者が主を呼び求めていないことに対して、民が喜んでいることは対比
しているかもしれない。

・5節の後半と6節の後半の頭には「キー」がある。

-- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com O give thanks unto the LORD; for he is good; for his mercy endureth for ever. 1 Chronicles 16:34