Subject:
詩篇31編「今日の聖書研究」
From:
"shinya@kanno.com" <shinya@kanno.com>
Date:
2006/11/06 12:33
To:
saiwainet

+ちゃんくんです。

詩篇31篇の研究についてのまとめです。

今日は、1-14節と15-24節という前半と後半の分け方にした。
構造を考えるときにこまったのが、色塗りが点在しているということである。
前半と後半の中はそれぞれ四つに分かれると考えた。

このときに、前半は1-3節、4-8節、9-10節、11-14節というように分けて、ABBAとABAB
という二つのつながりを考えた。
1-3節で分けた理由は、71篇の1-3節とほぼ同じ言い方になっているということである。
本とは、1-4節というように分けたいという考え方もあったが、71篇があることによって、1-3
節に分けることになった。

後半も前半と同じように四つにわけて、ABABというつながりになっていると考えた。
しかし、この構造だと一つだけ大切な色塗りがぬけてしまう。
それが、5節と15節にある御手ということばである。この二つはヘブル語でも同じことばである。

このことばの並行を忘れてしまうと、31篇で教えようとされていることがわからなくなってし
まう。
この御手ということばの並行があることによって、前半の1-3節にしていたところは、1-4節と
いうことになる。

前半はABABで、後半はABBAのつながりになっているのではないか。
このように考えてくると、31篇全体から何が教えられるかがもっとはっきりする。
神様に身を避けることと、力というのが全体のポイントである。

-- +審也@カンノファミリー  mailto:+shinya@kanno.com