Subject: 詩篇46篇「今日の聖書研究」 |
From: "shinya@kanno.com" <shinya@kanno.com> |
Date: 2006/12/13 11:13 |
To: Saiwainet |
+ちゃんくんです。 詩篇46篇の研究についてのまとめです。 46篇の構造を考えるときに非常に大切な手がかりになるものが二つある。 一つ目は3節、7節、11節の三節の最後にセラがあるということである。 そして、二つ目は7節と11節が全く同じ言い方になっていて、コーラスになっているということ である。 この手がかりを生かして構造を考えると、必然的に三つに分かれることになってしまう。 しかし、今まで詩篇は四つに分けて考えてきたので、三つではなく、四つにわかれるのではな いかということを考えた。 それで、1-3節の中を二つに分けるか、それとも、8-11節の中を二つに分けるかということに なった。 もし、1-3節を二つに分けることになると、AABBというつながりになるのではないか。 しかし、8-11節を二つに分けるのなら、ABABというつながりが考えられる。 結局は、8-11節を二つに分けてつながりを考える人のほうが多かった。 この構造から言えることは、前半は国々が騒いでいたので、後半では国々が神を賛美している ということである。 8-11節を二つに分ける人の中でも、1-6節の中が二つに分かれて、8-10節も二つに分かれると考 えた人もいた。 7節と、11節はそれぞれの話の最後のコーラスというものになっている。 1-6節と、8-10節を二つに分けなければならない理由は、3節にセラがあるということである。 この構造だと、前半が民は何があっても恐れないに対して、後半では国々が知るということに なっている。 AABBの構造だと、前半が苦しみから助けるのに対して、後半では戦いから助けるというこ とになっている。-- +審也@カンノファミリー mailto:+shinya@kanno.com