Subject:
詩篇55篇「今日の聖書研究」
From:
"shinya@kanno.com" <shinya@kanno.com>
Date:
2006/12/26 12:23
To:
saiwainet

+ちゃんくんです。

詩篇55篇の研究についてのまとめです。

詩篇55篇は前半も後半もどちらとも四つにわかれる。
前半と後半の分け方は記入用の紙と同じで、1-15節と16-23節である。
前半はABBAのつながりで、後半はABABのつながりになっている。

55篇には二回セラがあるが、どちらともへんなところにある。
一つ目は7節の最後にあって、7節と8節は逃れ場に急ぎたい、平和ということで話がつながって
いる。
また、二つ目は19節の間にある。
ちゃんくんはどちらのセラも尊重する構造というものを考えた。

どのような分け方になるとしても、詩篇55篇が「敵が私たちを迫害するときに、私たちは主を
呼ぶ。主は聞いてくださるので、私たちは主に信頼する。」ということを言っているのにはか
わりない。
ここ最近の詩篇では神様を呼ぶということが非常に大切なテーマとなっている。

前半も、後半も神様を呼ぶというところから始まっていて、敵がよみに下る、死ぬということ
で終わっている。
前半では聞いてください、よみに下るがよいということになっているが、後半では聞いてくだ
さる、穴に落とされるという確信に変わっている。

敵が親しい友であるということが問題になっている。
回りに敵がいても、信頼できる友がいれば、ある程度は安心であるのに、その友が敵になって
しまっている。
そのような状態の中でも、主を呼び、主に信頼するということが求められている。

-- +審也@カンノファミリー  mailto:+shinya@kanno.com