Subject:
詩篇42-72篇の構造(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2007/01/23 11:37
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

今日はまた詩篇42篇から72篇までの第2巻の構造を考え直しました。今は次のよ
うな仮説になっています。

42, 43, 44
45, 46, 47, 48

49-50-51, 52-53, 54
55-56-57, 58-59, 60

61-64
65-68

69, 70, 71
72

■45-48篇と72篇

第2巻の構造を考え始めた時には45篇と72篇がソロモンの詩篇ということで繋げ
て考えていました。しかし、46, 47, 48篇にも王の都のテーマが続いているの
で、45篇から48篇のまとまりが72篇と対比しているものとして考えました。

まず目立つのは、両方の段落に「王」という言葉が多くあることである。45-48
には11回、72篇には5回でてくる。

2つの詩篇の構造も似ているものとして見ることができる。45-48は王の素晴らし
さ、都からのさばき、王の素晴らしさ、都からのさばきのABABの構造になってい
る。72篇も同じようにABABの構造になっていて、それぞれの詩篇に似ている部分
が見られる。王が公正なさばきをすること、全世界が支配されていること、国々
が贈り物をしていること、全地が祝福されていることなどである。

■54篇と60篇

この2つは2段落目を2つに分けた時の最後の詩篇であり、対比されていることが
考えられる。この2つの詩篇は似ているということが言えなくもないが、特別に
似ているわけではなさそうである。もしかしたら、この2つの詩篇を次の段落の
最初にして考えたほうが良さそうにも考えられる。

■61-64篇と65-68篇

後半の最初にある2つの段落は主に身を避け、信頼すること、主の御前に住むこ
となどが中心的なテーマになっている。2つの大きな違いは、61-64篇が私個人の
ことであるのに対して、65-68篇が国々についてであることである。

まだ途中です。

-- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com O give thanks unto the LORD; for he is good; for his mercy endureth for ever. 1 Chronicles 16:34