Subject: 詩篇85篇「今日の聖書研究」 |
From: "shinya@kanno.com" <shinya@kanno.com> |
Date: 2007/02/21 11:33 |
To: Saiwainet |
+ちゃんくんです。 詩篇85篇の研究についてのまとめです。 85篇には構造を考えるときに手がかりとなる色塗りがたくさん、またいろいろなところにあった。 しかし、前半と後半の分け方はみんな同じで、1-6節と7-13節ということになった。 分け方はみんな同じでも、この詩篇の構造のつながりが難しい。 前半(1-6節)の中は、2節にセラがあるので、1-2節かのように見えるが、実は、1-3節までと して考えた。 前回は前半が十字架で、後半が復活というように考えていた。 しかし、そうではなく、前半が十字架と復活で、後半が昇天と座についてさばくということに なっていると考えた。 後半で天で治めているので、天から恵みと平和が降ってくるということになっている。 十字架と復活、昇天と座についてさばくということのそれぞれは一つ、一つの話になっている。 この詩篇からいえることは、怒りをとどめるということが「恵みと平和」ということである。 1節の恵みを施すという訳になっているが、このことばは7節や10節の恵みとは違うことばで、 ハンナということばである。 普通ならば色を塗らないが、8節の聖徒たちというのは、恵みの民ということである。 85篇全体はご自分の民の救いは御国を建てあげるということであるということを言っている。 普通は救いを個人的なものとして考えてしまいがちだが、民の救いが御国を建てあげるという ことになっている。 なので、この詩篇の詩人は民が救われることを求めている。-- +審也@カンノファミリー mailto:+shinya@kanno.com