Subject:
詩篇91篇「今日の聖書研究」
From:
"shinya@kanno.com" <shinya@kanno.com>
Date:
2007/03/13 11:57
To:
Saiwainet

+ちゃんくんです。

詩篇91篇の研究についてのまとめです。

今回も、前回91篇を研究したときと同じように、全体を1-9節と10-16節という分け方にした。
このような分け方になったことには、一つの大きな理由がある。
最初は、1節にいと高き方、8節に見る、9節にいと高き方、16節に見るというつながりがあるの
で、1-8節と9-16節という分け方になるかと考えた。
この分け方はだれもがしたくなるものである。しかし、9節の頭にキーがあった。

そのため、1-8節と9-16節という分け方はなくなり、接続詞を尊重した1-9節と10-16節という分
け方になった。
そして、その中をそれぞれ三つずつに分けた考えるべきではないかと思い、前半を1-3節、4-7
節、8-9節、後半を10-11節、12-14節、15-16節に分けた。
前半の問題は「病気」で、後半の問題は「悪者」ということになっている。

しかし、前半の終わりにはいきなり悪者の話、後半の始まりには病気の話がある。ということ
で、ここは前半と後半のテーマがひっくり返しになっているということである。
8節の悪者に対する報いということに対して、16節では永遠のいのちで満ちるということである。
それで、救いには二つあって、病気からの救いと、悪からの救いである。
サタンは、人が病気をねらって、攻撃してくる。

91篇と90篇の二つの詩篇のつながりは非常にはっきりしている。
どちらの詩篇も、「神は私たちの住まいである」という言い方から始まっている。
しかし、大きく違うところが一つある、それは、90篇は内的攻撃(怒り、空しさ)で、91篇は
外的攻撃(病気、悪者)である。

前回の研究で言っていたのは、90篇の実は、「喜び、楽しみ、残る実」で、91篇の実は「助
け、救い、いのち」である。
90篇の解決は「知る」ということで、91篇の解決は「神と共に住む」ということである。

-- +審也@カンノファミリー  mailto:+shinya@kanno.com