Subject:
詩篇129篇「研究についてのまとめ」
From:
"shinya@kanno.com" <shinya@kanno.com>
Date:
2007/06/15 11:33
To:
Saiwainet

+ちゃんくんです。

詩篇129篇の研究についてのまとめです。

1、2節の言い方を聞けば、だれもが最初に124篇を思い出すものである。
この詩篇には、色塗りがぜんぜんなく、どこでわければいいのか、また構造のつながりがどう
なっているのかははっきりしていない。
その中で、構造は、前半がABAB、後半がABBAのつながりになっていると考えた。

前半は「主は正しい」、後半は「主の祝福」というテーマが土台である。
1-4節は一言で言うならば、死の状態で、後半はわざわいということになる。
この二つのキーワードは前の詩篇の128篇の反対になっている。128篇はモーセに言われている
いのちと幸いという二つであった。

129篇で死を求める者は主の祝福を受けることはできず、反対にわざわいが与えられる。
わざわいとは、恥を見るということで、その恥とは実を結ばない、屋根の草のようになるとい
うことである。
この詩篇では、直接いのちということばは使わず、主は正しいという言い方を通して、それを
現している。

-- +審也@カンノファミリー  mailto:+shinya@kanno.com