Subject:
詩篇130篇「研究についてのまとめ」
From:
"shinya@kanno.com" <shinya@kanno.com>
Date:
2007/06/18 12:10
To:
Saiwainet

+ちゃんくんです。

詩篇130篇の研究についてのまとめです。

130篇と131篇は「待ち望む」というキーワードが非常に目立つ詩篇である。
4節の「赦してくださるからこそ、人に恐れられる」という言い方はだれもが読むときに覚え
て、引用したくなる。
しかし、ヘブル語を見るときに、「こそ」と訳されるほど「ために」という言い方が強調され
ているのかということになるが、そこについてはまだ確認中である。

1-2節の主を呼んでいるときに、何を求めているかが、4節と7節にある赦し、恵み、贖いである。
また、5-6節では、同じものを待ち望んでいる。

全体の分け方としては、1-4節と5-8節になると考えた。1-5節に分けることもできるが、5、6節
を読むと、私のたましいという言い方が非常に強調されている。
その私のたましいを受けて、7-8節でイスラエルよという言い方になっている。
ということを考えるときに、1-4節と5-8節という分け方がいいということが分かる。

つながりとしては、ABABで、呼ぶ、待つがA、それで前半では赦し、後半で恵みと贖いが出てくる。
AとBのつながりについては前に述べたとおりである。
4節の言い方はだれもが覚えてしまう言い方ではあるが、この詩篇の中でどのような位置づけに
なっているのか。
また、神様はだれに恐れられるということになっているのか。イスラエルを捕らえた人に恐れ
られるのか。
これについても、まだよくわからない。

130篇はだれもがわかるように、明日の詩篇(131篇)とのつながりを見なければならない。

-- +審也@カンノファミリー  mailto:+shinya@kanno.com