Subject:
ペテロの手紙第二「兄弟愛」
From:
"shinya@kanno.com" <shinya@kanno.com>
Date:
2007/06/27 11:48
To:
Saiwainet

+ちゃんくんです。

「兄弟愛」について調べました。

ペテロの手紙第二1章5-6節のところで、8つのことばについて言っているが、兄弟愛、愛以外の
ことばについては前の1-4節のところで説明されている。
5節が「こういうわけですから」という言い方で始まっていることから、そのことがわかる。
兄弟愛についての説明がないため、他の箇所を見て考えなければならない。

兄弟愛ということばが使われている箇所は聖書の中に6回しかない。

1.ローマ人への手紙12章10節
「兄弟愛をもって心から互いに愛し合い、尊敬をもって互いに人を自分よりまさっていると思
いなさい。」

2.テサロニケ人への手紙第一4章9節
「兄弟愛については、何も書き送る必要がありません。あなたがたこそ、互いに愛し合うこと
を神から教えられた人たちだからです。」

3.ヘブル人への手紙13章1節
「兄弟愛をいつも持っていなさい。」

4.ペテロの手紙第一1章22節
「あなたがたは、真理に従うことによって、たましいを清め、偽りのない兄弟愛を抱くように
なったのですから、互いに心から熱く愛し合いなさい。」

5.ペテロの手紙第一3章8節
「最後に申します。あなたがたはみな、心を一つにし、同情し合い、兄弟愛を示し、あわれみ
深く、謙遜でありなさい。」

6.ペテロの手紙第二1章7節
「敬虔には兄弟愛を、兄弟愛には愛を加えなさい。」

この6回のうち3回はペテロの手紙で使われている。
兄弟愛について考えるときに、まず最初にわかることがある。
それは、マタイの福音書22章でキリストが言われたように、律法全体を2つの戒めでまとめたと
きの1つが隣人を愛することである。

ヨハネの手紙第一4章20節のところに、「神を愛すると言いながら兄弟を憎んでいるなら、その
人は偽り者です。目に見える兄弟を愛していない者に、目に見えない神を愛することはできま
せん。」という箇所もある。
兄弟を愛するということは、私たちが一番しなくてはいけない徳である。

ペテロの手紙第一3章8節を見ればわかるように、兄弟を愛するとは心を一つにするということ
である。

-- +審也@カンノファミリー  mailto:+shinya@kanno.com