Subject:
詩篇140篇「141-143篇とのつながり」
From:
"shinya@kanno.com" <shinya@kanno.com>
Date:
2007/07/09 11:33
To:
Saiwainet

こんにちは、審也です。

詩篇141-143篇とのつながりを見ました。

140篇以外のどの詩篇も全部「私の祈りを聞いてください」というような言い方から始まっている。
140篇の場合は、この言い方からは始まらないが、6節には私の声を聞いてくださいという言い
方はある。
特に、141篇は口の話で、私の口の戸を守ってくださいという言い方がある。
142篇と143篇は口の話というよりも、穴の話の方が強調されているように見える。

141篇は前半は口の話だが、最後はわなから守ってくださいということにもなっている。
142篇は140篇と同じように、最後は御名に感謝するためにという言い方で終わっている。
140篇、141篇、142篇の3篇には悪者の2つの攻撃、口と穴の攻撃が出てくるが、143篇だけは穴
についてだけしかない。

ざっと見るかぎり。141篇と143篇、140篇と142篇が似ていて、ABABのつながりになっているよ
うに見える。
140篇も、142篇も最後の終わりが似ていて、御名に感謝と御前に住むということになっている。
140篇は正しい者が御前に住むだが、142篇は正しい者たちが自分の回りに集まってくるという
ことになっている。

今は、140-143篇を見ているが、144篇を見ると、悪者はうそを言っているという言い方も出て
くる。
しかし、やっぱりよく見ると、144篇はちょっと雰囲気が変わっていて、140-143篇の4篇でいい
ような気がする。

-- +審也@カンノファミリー  mailto:+shinya@kanno.com