Subject:
詩篇143篇「140-142篇とのつながり」
From:
"shinya@kanno.com" <shinya@kanno.com>
Date:
2007/07/12 18:55
To:
Saiwainet

こんにちは、審也です。

詩篇140篇から143篇までのつながりを見ました。

最初見たときには、どれもが口と穴の二つの攻撃かと思っていたが、それぞれの詩篇を分析し
ていくうちに、そこが強調されているポイントではないことがわかった。
141篇を除いくどの詩篇にも、最後は「御名に感謝する」ということで終わっている。
このことを見るときに、敵の攻撃というのは御名に対する攻撃ということになる。

例えば、143篇では、御名は義+恵みということになっていた。
140篇なんかは御名に感謝するというのは、敵の口の攻撃の反対として出てきていた。
前見たときにも同じことを言ったが、140篇以外はすべて主を呼ぶという言い方から始まっている。
主を呼ぶことが出エジプトの始まりであったと同じように、主を呼ばなければ救いはない。
140篇は主を呼ぶでは始まっていないが、途中で主を呼ぶというテーマは出てくる。

悪者の口に対して御名に感謝するという並行もあったが、どの詩篇にも穴に対して御前という
並行がある。

140-143篇のそれぞれの詩篇の構造はほとんどがABABのつながりになっていたが、140-143
篇もABABのつながりになっているように見える。


-- +審也@カンノファミリー  mailto:+shinya@kanno.com