Subject:
みことばを学ぶ 菅野契也
From:
Date:
2001/12/31 11:44
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

菅野契也 中学2年・13歳

神様は今年も、こんな私に良くしてくださいました。

サムエル記の学び

今年の最初から福音総合研究所のサムエル記のクラスにでています。最初、歴史書は
ただストーリーが書いてあるものだと思っていました。ところが、学んでみると奥が
深く、ダビデの人生がキアスマスで説明されていたり、一つ一つの小さな箇所にも宝
がみつかりました。第2テモテ3章16節にも書いてあるとおりに「聖書はすべて、
神の霊感による」ということをあらためて教えられました。

例えば、第1サムエル記17章5節でゴリヤテの鎧は「うろことじ」であると記され
ています。これはヘビ、サタンを表わしていて、ダビデとゴリヤテの戦いはエバの子
孫とヘビの子孫の戦いであることを連想するように書いてあるのです。ダビデはゴリ
ヤテの頭に石を当ててヘビに打ち勝ちました。これはまさに創世記3章15節の「彼
は、おまえの頭を踏み砕き」の表れです。

さいわいネット

家庭礼拝の詩篇の学びにいろいろな教会員が参加するようになり、1週間に1篇づつ
学ぶ「さいわいネット」のメーリングリストが3月に始まりました。この10ヶ月で
約1200通ものメールが送られました。みんなで一緒に学ぶことによって、いろい
ろな学び方も増えました。

他の人の意見を知るためや、気が付くべきことを見落とさないように「註解書」を読
んで、要約すること。また、どういう意味か分からない節についてとくに調べてみる
こと。問題意識を持つために「良い問い」を考える方法。構造を、考える時、ばらば
らになりやすいので、主要テーマをもう一回まとめて「100字文」を書くことなど
です。

感想文

さいわいネットをやることによって、ぼくの弱点は物事を全体的にとらえ、まとめて
説明することであることを知りました。それでまず小説を聖書を通して読んで、感想
を書いてみることになり、1ヶ月に1話の「ブックボン」が10月に始まりました。

最初の課題図書はトルストイ作「イワンのばか」で、それは悪魔たちが、ばか正直な
イワンを倒そうとするが、自分たちが墓穴を掘るという話でした。ちょうどこれを読
んでいる時の詩篇の学びは57篇でした。57篇6節には悪者が穴を掘って自分で落
ちたと書いてあるではありませんか。まさにイワンのばかの大悪魔の最後なのです。
ブックボンを始めたのを機会に、自分で本を読むときにも感想文を書くことにしまし
た。

私がクリスチャンとして、神の栄光を表し、神を喜ぶ者として歩めるように。まだま
だ足りない者ですが、私に良くしてくださったことを感謝します。どうか、私がこの
学びによって神をもっと深く知ることができますように。
アーメン。

おまけ
私は説明文や、言葉での説明が苦手だと書いたが、この作文を書くときもかなり苦労
しました。