Subject:
詩篇68篇 白本研究
From:
Mikuni Kanno
Date:
2002/01/03 17:48
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、菅野みくにです。

白本を見ました。

■詩篇68篇の題:神の国の進展を祈る

■内容区分:
1-6節 神の到来とその効果

  神の到来と神の敵の恐れ(1-2)
  神の到来と神の民の喜び(3-6)

7-18節 神の国設立の回顧

  出エジプトとシナイの契約(7-8)
  カナン入国(9-10)
  カナン征服(11-14)
  シオン選定(15-18)

19-35節 現在と将来の喜び

  敵の敗北(19-23)
  民の喜び(24-27)
  神の国の拡大を折る(28-31)
  礼拝と賛美への招き(32-35)

■気がついたこと:
「神よ。立ち上がってください」とは契約の箱を移動するときに言う言葉。
「山々」が神の御前で溶けるとは神の敵は強く、神の怒りの前ですぐ溶けると言うこ
と。
「雲に乗っておられる」とは神様が天から降りてこられることを表している。
「道を備える」とは天から来られる真の王を迎えるにふさわしい。
「みなしご」「やもめ」とはイスラエルの神があわれんでくださる人々を表している。
「聖なる住まい」とは神の神殿を表しているのではなく天を表している。
「孤独な者」とはエジプトにいたイスラエル人と考え、彼らは寄留者である。
「御民に先立って」とは雲の柱や火の柱で、荒野を導かれたことを言っている。
「シナイ」での神の光景は出エジプト記19:18に出てくる。
「みことばを賜る」とは勝利の主がカナンに征服に必要な指示を与えて下さったと言
うこと。
「女たち」とは勝利を祝った者たちである(出エジプト記15:201サムエル18:
6)。
「王たちは」とは主の前に敵ではなく、ただ逃げていただけである。

以上です。

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