Subject:
詩篇69篇 白本研究
From:
Mikuni Kanno
Date:
2002/01/08 13:03
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、菅野みくにです。

詩篇69篇の白本を見ました。

■詩篇69篇の題:主の家を思う熱心

■内容区分
大きく1-18節と19-36節に区分され、繰り返しと展開がなされる。

1-6節 信仰の証人としての願い
7-12節 信仰の故の苦しみ
13-18節 救いのための祈り
19-21節 迫害する者の仕打ち
22-28節 迫害する者への報復の祈り
29-36節 救いと祝福の確信

■気がついたこと
・1-2節の苦しみの表現14-15節で繰り返される
・水がのどに入り足がそこに着かないとは自分では救えないことを表している。
・3節は詩篇6:67のような大変な状態を表している。
・4節はヨハネ福音書15:25に引用されている
・「ゆえなく」とは詩人には不正がないのに憎まれ、迫害されたと言うこと。
・「私の数々の罪過」とはダビデが多く罪を犯したと言うことではない。彼は自分の
愚かさを気づいている
・「わたしのために」とは「私のせいで」ということである。
・「侮辱」という言葉は詩篇44:15の「恥」と同じ言葉である。
・「母の子ら」異母兄弟のことではなく血肉の兄弟を表す。
・「家族の者がその人の敵となります」と言う言い方はマタイ10:36で言われて
いる。
・「あなたの家」とはカナンの地、幕屋を指すと言えるが、根本は神を礼拝と言うこ
と。
・「断食して、我が身を泣き悲しむ」とは自分のためではない。
・「荒布を自分の着物とする」とは友のために悲しむ様子。

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