Subject:
テサロニケ人への手紙における「主の日」と「手で働くこと」の関係
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2010/03/02 12:45
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

+ケイヤです。

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第二テサロニケは、パウロの手紙の中で最も短い手紙のひとつである。パウロは、第一から続いて、主の日について教えている。同時に、この短い中で、自分の手で働くことにも重きを置いている。それでは、主の日が来ることと、自分の手で働くことの繋がりは何か。

自分の手で働くようにと命じている段落を見ると、その命令のポイントは、締まりのない歩み方をするなということである。それは、パウロの模範や、手紙に書かれている言い伝えの対極にあるものである。パウロ自身が模範として、自分の手でパンを得ていた。

パウロがこの手紙を送っているのは、主の日についての間違った教えが出回っているためである。それらの偽りの教えに惑わされないように教えている。また、主の日に備え、良いわざを行うようにも命じている。自分の手で働くことは、そこに含まれているのである。

また、手で働きたくない者に対する対応が重要である。そのような者に対しては、敵としてではなく、兄弟としての戒めが必要である。それによって、平和が保たれ、テサロニケの教会の長所である、相互の愛があふれるのである。

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