Subject:
テサロニケ人への手紙第二「主の日に自分の手で働く」
From:
Shinya Daniel Kanno
Date:
2010/03/09 23:35
To:
Saiwainet

「主の日に自分の手で働く」 菅野審也 2010.03.09

テサロニケ人への手紙の特徴とも言える「主の日」についての話の中で、パウロ
は締りのない歩み方をするのではなく、自分の手で働き、自分で得たパンを食べ
るように(3:11-12)と1章分もの長さを使って説明している。なぜ、パウロはここ
まで「主の日」にあって自分の手で仕事することを強調するのか。テサロニケの
教会にとって「主の日」とはどのような日なのか。

■主の日について

テサロニケ人への手紙から教えられる「主の日」とは。

■主の日に自分の手で働くことの意味

主の日にどのような歩み方をしなければならないのかを考えるときに、多くの人
は第一テサロニケにある「いつも喜びなさい。絶えず祈りなさい。すべての事に
ついて感謝しなさい。」というようないわゆるかっこうの良い言い方ばかりを考
えてしまうかもしれない。しかし、この論文の導入でも述べたように、パウロは
第二テサロニケにおいては、それら以上に、「自分の手で働くこと」を非常に強
調しているように考えられる。では、自分の手で働くことの本当の意味は何なの
だろうか。

やはり、この問いが頭に浮かんでくる。この意味についてテサロニケ人への手紙
だけから理解するのは少しばかり難しい。そのため、少しこの手紙から飛び出し
て考えてみるとする。

■結論


-- Shinya Daniel@KannoFamily  mailto:+shinya@kanno.com :)