Subject: ヘブル:「~しようではありませんか」 |
From: Miwaza Jemimah |
Date: 2010/05/25 7:17 |
To: saiwainet@yahoogroups.jp |
- パウロの励まし パウロはヘブル人に対して書き送ったこの手紙において「~しようではありませんか(4:1, 11, 14, 16, 6:1, 10:22-24, 12:1, 12:28, 13:13, 15)」という言い方を多用し、人々を励ました。この言い方は12回も使われていることからも、これはこの手紙の一つの特徴だと言って良いだろう。では、パウロはこの手紙を通して「なにをするように」と人々を励ましたのだろうか? - ~しようではありませんか 「~しようではありませんか」という言い方が初めて使われているのは、神の安息に入ることに関して書かれている4章1節である。4章11節も同じく、安息についての段落でこの言い方が使われているのだが、安息に関してパウロはなにを命じたのだろうか?それを知るためには、まず「安息」が何を指すものなのかを知る必要がある。そこで、この言葉が使われている段落を分析してみると、パウロが言っている「安息」とは二つの事を指していることがわかる。一つは、モーセの時代の事(3:16-19)、そして、もう一つは私たちがこれから入ると約束されている安息のことである(4:1)。 だから、神の安息にあずかる約束がまだ続いているのに、取り残されてしまったと思われる者があなたがたのうちから出ないように、気をつけましょう。 - ヘブル人への手紙4:1