Subject:
2ペテロ:「のろいの子」
From:
Miwaza Jemimah
Date:
2010/06/29 21:16
To:
saiwainet

ペテロは彼が書いた第一の手紙と第二の手紙で主の日について書き送った。彼はこれらの手紙において、それぞれ別の観点で、そのさばきの日について説明している。聖書には他にも主の日について書かれている手紙はあるのだが、私たちは第二ペテロの手紙から特に何を学ぶことができるのか?主の日に問題となる人々についてはどのように書かれているのだろうか?

この手紙を通してペテロは、主の日に起こるであろう問題について兄弟達に警告し、彼らに注意を促している。その問題の一つは、あざける者たちとその行いであり、彼らの欲望による生活によって惑わされることがないように、と言っている。彼らは間違った教えを主張するなど、偽預言者や偽教師とも呼ばれるものたちであり、外から攻撃してくる敵というよりも、中から誘惑する者たちである。それゆえ、彼らが誤った生き方をしているにも関わらず、それに誘惑されて、彼らと同じ滅びに落ちてしまう、ということをペテロは指摘したのである。

彼らのもう一つの大きな問題とは、彼らが初めからそのように神様の教えに逆らう者たちであったのではなく、以前は同じように神様を信じる兄弟達であった、ということだ。それゆえ、ペテロはベオルの子バラムを例としてあげ、彼らの罪について説明している。バラムは民数記に登場する人物で、神様の民を呪うためにモアブの王に雇われた。彼らの一番の大きな問題とは、神様を知っていながら、命令に背き、それだけでなく、間違った教えを広めたということだ。ペテロは彼らを「のろいの子」と呼んでいるほどである。