Subject: ローマ:「ローマ人への手紙と山上の説教」 |
From: Miwaza Jemimah |
Date: 2010/10/06 21:31 |
To: saiwainet |
ローマ人への手紙を読むと、至る所に山上の説教との共通点がある。どちらの書物も古い契約の律法と預言の適用について書かれている、ということが大まかに言える。キリストは山上の説教の中で、御自分について、律法や預言者を廃棄するために来たのではなく、成就するために来られたのだと言われた。また、ローマ人への手紙を書いたパウロ場合は、当時、異邦人達にも救いが与えられるという事を通して、特に「律法を守ること」に関する問題が起こってしまっていた事からも分かるように、正しい律法の適用を人々に教える必要があったのである。以下が二つの書物の共通点を挙げたものである。 ローマ1:2 預言者たちを通して約束された福音のために召され使わされたパウロ マタイ 5:17 キリストが来られたのは律法や預言者を廃棄するためではなく成就するため ローマ1:26-27 神を信じない者たちの情欲の罪 マタイ5:27-32 姦淫してはならない ローマ1:32 ねたみと殺意と争いと欺き…死罪にあたるという神の定め マタイ5:21 人を殺す者はさばきを受けなければいけない / 5:22 兄弟に向かって腹を立てる者はさばきを受けなければいけない ローマ1:29-32 あらゆる不義と悪とむさぼりと悪意とに満ちた者、ねたみと殺意と争いと欺きと悪だくみとでいっぱいになった者、陰口を言う者、そしる者、神を憎む者、人を人と思わぬ者、高ぶる者、大言壮語する者、悪事をたくらむ者、親に逆らう者、わきまえのない者、約束を破る者、情け知らずの者、慈愛のない者 マタイ5:3-11 幸いなるかな… 心の貧しい者、悲しむ者、柔和な者、義に飢え乾いている者、あわれみ深い者、心のきよい者、平和をつくる者、義のために迫害されている者、わたしのためにののしられたり、迫害されたり、ありもしないことで悪口雑言を言われる者 ローマ1:32 彼らは、そのようなことを行なえば、死罪に当たるという神の定めを知っていながら、それを行なっているだけでなく、それを行なう者に心から同意しているのです。 マタイ5:19 戒めのうち最も小さいものの一つでも、これを破ったり、また破るように人に教えたりする者は、天の御国で、最も小さい者と呼ばれます。 ローマ2:1-6 他人をさばく人よ... 人々をさばきながら自分で同じ事をしている人よ。 マタイ6:12 私たちの負い目をお赦しください。私たちも負いめのある人を赦しました。 ローマ2:1-6 他人をさばく人よ... 人々をさばきながら自分で同じ事をしている人よ。 マタイ7:1-5 さばいてはいけません、さばかれないためです, 兄弟の目の中のちりを見つけるが、自分の目の中の梁には気がつかない者 ローマ2:1 あなたは、他人をさばくことによって、自分自身を罪に定めています。 マタイ7:2 あなたがたがさばくとおりに、あなたがたもさばかれ… ローマ2:6-16 神のさばきについて(律法とさばきについて等) マタイ7:1-5 さばいてはいけません、さばかれないためです… ローマ2:28-29 外見上のユダヤ人がユダヤ人なのではなく… かえって人目に隠れたユダヤ人がユダヤ人である(割礼、律法) マタイ6:1-18 人に見られるために人前で善行をしてはいけない… 偽善者たちのようにしてはいけない ローマ2:22 ユダヤ人達の「姦淫するな」という教えの間違った教え方、姦淫するなと教えながら自分たちで姦淫している マタイ5:27-32 「姦淫してはならない」という律法についてのキリストの教え ローマ4:6-9 幸いである(計4回) マタイ5:3-11 ~な者は幸いです(計8回) ローマ4:1-25 アブラハムの信仰、望み得ないときに望みを抱いて信じた、信仰は弱まらなかった、信仰によって義と認められた マタイ7:21 父のみこころを行う者が天の御国に入る, キリストのことばを聞いてそれを行う者 ローマ5:3-5 患難さえも喜んでいる、患難が忍耐を生み出し…忍耐が品性…品性が希望 マタイ5:3-11 「義のために迫害されている者は幸いです…」幸いなるかな… 心の貧しい者、悲しむ者、柔和な者、義に飢え乾いている者、あわれみ深い者、心のきよい者、平和をつくる者、義のために迫害されている者、わたしのためにののしられたり、迫害されたり、ありもしないことで悪口雑言を言われる者 ローマ3:21-26 神様の義の啓示、御自身の義を表すために… マタイ6:33 - 神の国とその義をまず第一に求めなさい - 5:6 義に飢え乾いている者は幸いである ローマ3:21 律法と預言者 マタイ 5:17 キリストが来られたのは律法や預言者を廃棄するためではなく成就するため ローマ5:2 栄光を望んで大いに喜んでいます マタイ5:12 喜びなさい、喜びおどりなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのだから ローマ6:12 情欲に従ってはいけません マタイ5:28 「姦淫してはならない」情欲をいだいて女を見る者は…心の中で姦淫 ローマ6:13 あなたがたの手足を不義の器として罪にささげてはいけません。 マタイ5:29-30 右の目が…右の手があなたをつまづかせるなら…捨ててしまいなさい、からだの一部を失ってもからだ全体ゲヘナに落ちるよりは、よいからです。 ローマ6:19 以前は自分の手足を汚れと不法の奴隷としてささげて… マタイ5:29-30 右の目が…右の手があなたをつまづかせるなら…捨ててしまいなさい、からだの一部を失ってもからだ全体ゲヘナに落ちるよりは、よいからです。 ローマ6:23 罪から来る報酬は死です。しかし、神のくださる賜物は…永遠のいのちです マタイ6:1-6 天の父からの報い - 6:8 父なる神は…あなたがたがお願いする先に、あなた方に必要なものを知っておられる ローマ6:23 罪から来る報酬は死です。しかし、神のくださる賜物は…永遠のいのちです マタイ6:19 天に宝をたくわえなさい ローマ7:2-3 律法から解放され…姦淫の女ではない マタイ5:32 不貞以外の理由で妻を離別する者は、妻に姦淫を犯させる… ローマ7:7-14 律法は罪なのでしょうか。絶対にそんなことはありません。 マタイ5:17 私が来たのは律法や預言者を廃棄するためだと思ってはなりません…成就するために来たのです。 ローマ8:15-7 肉の思い…肉に従う者は肉的なことをもっぱら考えますが… マタイ5:22 「殺してはならない」兄弟に向かって腹を立てること - 5:27-28 「姦淫してはならない」情欲をいだいて女を見る者は…心の中で姦淫 ローマ5:6 キリストは不敬虔な者たちのために死んでくださった - 5:10 - 敵であった私たち…御子の死によって神と和解させられた マタイ5:44 自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい ローマ5:7 正しい人のために死ぬ人はほとんどありません… マタイ5:46 自分を愛してくれる者を愛したからと言って… ローマ8:17 神の子どもであるのならば相続人である マタイ5:3 心の貧しい者…天の御国はその人のもの - 5:5 柔和な者…その人は地を相続する - 5:9 平和をつくる者…その人は神の子どもと呼ばれる - 5:10 義のために迫害されている者…天の御国はその人のもの ローマ8:14, 15, 17, 21, 23 神の子とされること マタイ5:9 平和をつくる者…その人は神の子どもと呼ばれる ローマ8:35 私たちをキリストの愛から引き離すのはだれですか。患難ですか、苦しみですか、迫害ですか、飢えですか、裸ですか、危険ですか、剣ですか。 マタイ5:10-12 義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。わたしのために、ののしられたり、迫害されたり、また、ありもしないことで悪口雑言を言われたりするとき、あなたがたは幸いです。喜びなさい。喜びおどりなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのだから。あなたがたより前に来た預言者たちも、そのように迫害されました。 ローマ9:2 私には大きな悲しみがあり、私の心には絶えず痛みがあります。 マタイ5:4 悲しむ者は幸いです。その人は慰められるからです。 ローマ9:1-13 神の子とされること マタイ5:9 平和をつくる者…その人は神の子どもと呼ばれる ローマ9:15 神はモーセに、「わたしは自分のあわれむ者をあわれみ、自分のいつくしむ者をいつくしむ。」と言われました。 マタイ5:7 あわれみ深い者は幸いです。その人はあわれみを受けるからです。 ローマ9:26 神の子どもと呼ばれる(5:24 - 異邦人のうちからも召してくださった) マタイ5:3 心の貧しい者…天の御国はその人のもの - 5:5 柔和な者…その人は地を相続する - 5:9 平和をつくる者…その人は神の子どもと呼ばれる - 5:10 義のために迫害されている者…天の御国はその人のもの ローマ11:9, 11 つまずき マタイ5:29, 30 つまずきを与える右の手、右の目 ローマ11:35 …また、だれが、まず主に与えて報いを受けるのですか。 マタイ6:1-18 人前で善行をするのではない…天の父が報いてくださいます ローマ12:2 この世と調子を合わせてはいけません マタイ5:13-16 あなたがたは地の塩です…世界の光です…光を人々の前で輝かせ…人々があなたがたの良い行いを見て…天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい ローマ12:10 兄弟愛をもって心から互いに愛し合い、尊敬をもって互いに人を自分よりまさっていると思いなさい。 マタイ5:21-24 「殺してはならない」兄弟に腹を立ててはならない ローマ12:17-21 悪に悪を報いることをせず…自分で復讐してはいけない…敵が飢えたら食べさせなさい マタイ5:43-48 自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい ローマ13:9 「姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな。」という戒め、またほかにどんな戒めがあっても、それらは、「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」ということばの中に要約されているからです。 マタイ5:21-48 殺してはならない、姦淫してはならない、偽りの誓いを立ててはならない、目には目…歯には歯... 自分の隣人を愛し、自分の敵を憎め ローマ13:9 「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」 マタイ5:44 自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい マタイ5:21-48 殺してはならない、姦淫してはならない、偽りの誓いを立ててはならない、目には目…歯には歯... 自分の隣人を愛し、自分の敵を憎め ローマ14:1, 3, 10-12 互いをさばき合ってはいけない…私たちはみな、神のさばきの座に立つ マタイ7:1-5 さばいてはいけません、さばかれないためです, 兄弟の目の中のちりを見つけるが、自分の目の中の梁には気がつかない者 ローマ14:4 しもべが立つのも倒れるのも主人の心次第です マタイ6:26-27 空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。あなたがたのうちだれが、心配したからといって、自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。 ローマ14:7-8 私たちの中でだれひとりとして、自分のために生きている者はなく、また自分のために死ぬ者もありません。もし生きるなら、主のために生き、もし死ぬなら、主のために死ぬのです。ですから、生きるにしても、死ぬにしても、私たちは主のものです。 マタイ6:26-27 空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。あなたがたのうちだれが、心配したからといって、自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。 ローマ14:17 なぜなら、神の国は飲み食いのことではなく、義と平和と聖霊による喜びだからです。 マタイ6:33 だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。 ローマ14:17 神の国は飲み食いのことではなく… 14:6 日を守る人は、主のために守っています。食べる人は、主のために食べています。なぜなら、神に感謝しているからです。食べない人も、主のために食べないのであって、神に感謝しているのです。 マタイ6:25, 31 何を食べようか…何を飲もうか…何を着ようかと心配してはいけません ローマ14:18 このようにキリストに仕える人は、神に喜ばれ、また人々にも認められるのです。 マタイ6:1 人に見せるために人前で善行をしないように気をつけなさい。そうでないと、天におられるあなたがたの父から、報いが受けられません。 ローマ15:4 昔書かれたものは、すべて私たちを教えるために書かれたのです。それは、聖書の与える忍耐と励ましによって、希望を持たせるためなのです。 マタイ5:21, 27, 33, 38, 43 ~と言われたのを、あなたがたは聞いています。 ローマ15:7 キリストが私たちを受け入れてくださったようにあなたがたも互いを受け入れなさい マタイ6:12, 14-15 …もし人の罪を赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたを赦してくださいます。 ローマ15:31 私がユダヤにいる不信仰な人から救い出され…ますように マタイ6:13 私たちを試みに合わせないで悪からお救いください ローマ16:17 あなたがたの学んだ教えにそむいて、分裂とつまずきを引き起こす人たちを警戒してください。彼らから遠ざかりなさい。 マタイ6:13 私たちを試みに合わせないで悪からお救いください