Subject:
ピリピ人への手紙 悪い働き人
From:
Mikuni Kanno
Date:
2010/12/21 18:23
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

ピリピ人への手紙 悪い働き人
 
3章には「犬」が登場する。犬は「悪い働き人」、「肉体だけの割礼の者」とも呼ばれている。
彼らは「割礼」という人間的なものを頼みとしている。
かつて、旧約時代において割礼は神の民としてのしるしを現すものであったが、キリストが来られたことにより、律法は完全に全うされた。
パウロもキリストのゆえに、自分が得だと思っていた事を損だと思い、ちりあくたと思うようになった(3:7、8)。
パウロは割礼を受けているが、肉のものを頼みとしてはいない。むしろ、御霊によって礼拝し、キリストを誇っている。
 
ここで対比されているのは、「肉を頼みとする」人々と、「キリストの復活を望みとする」人々である。