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詩篇71篇 火曜日の家庭礼拝ノート「構造」(ケイヤ)
From:
Date:
2002/01/23 14:04
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+カンノケイヤです。

今日の家庭礼拝をまとめました。

1)構造は難しい

ボイス氏も言っているように、詩篇71篇の構造は学者や、専門家がやってもばらば
らになっている。

その理由は長めというところと、いろいろなテーマが繰り返されている所である。

2)いろいろなテーマ

・恥 1、13、24
・あなたの義 2、15、16、19、24
・岩 3、7、(21)
21の「私たちの偉大さを増す」は私たちを岩とすると連想することができる。

・若老 5、6、9、17、18
・一日中 8、15、24
・見捨てる 9、11、18
・告げ知らせる 15、17、18、24
・賛美 6、8、14、22、23
「告げ知らせる」と賛美はつながっていて、神を賛美していると告げ知らせているこ
とになる。

・大いなるわざ 16、17、18、19、21

このようなテーマは構造を見ると良く分かる。

3)構造

1-3

4節と5節の間で切る人が多いが、3節と4節できる理由は2つある。1つは5節の
頭にキーがあって、4節はその導入だと言える。もう1つはもっと明白で、71:1
-3と31:1-3は同じだということである。

1-3には2つの話がある。神は岩であるということと私が恥を見ないようにという
ことである。

4-11

この箇所には救ってくださいと祈っている理由がある。例えば、ずっと信頼している
ということなどである。

11節で敵は「神は見捨てた」と攻撃する。神は岩なのに「神は見捨てた」と言われ
ると恥を見てしまう。アダムは自分は神であり、岩だと思っていたのに、善悪の知識
の木の実を食べたら何も持っていなかったので恥を見ました。この話を見ると1-3
に書いてある2つの話のつながりが分かる。

12-13

この箇所は中心で敵が恥を見ることを求めている。

14-20

15節の「あなたの義とあなたの救いを」は2節の祈りが聞かれたことを表してい
る。これを告げ知らせている理由は20節にある。これは103篇の「主の良くして
くださったこと」と同じような内容である。

21-24

21節の「偉大さを増す」は私たちが岩となることである。1-3では神は岩、とり
でで、私が恥を見ることがないようにと祈っているが、21-24では私が岩とな
り、敵が恥を見るようにと祈っている。この話はキリストがペテロ(ヘブル語で岩)
の上に教会を建てるといったことを思い出す。このように岩の上に建たせてくださる
ということは、大能のみわざの中心である。

敵は恥をかかせようとして攻撃してきたが、私は岩に信頼して、岩となったので、敵
が恥を見て消えてしまった。このように敵が消えない限りは完全な救いとはいえな
い。この完全なさばきが行われたのは黙示録に書いてある。黙示録19章の最初を見
ると救い、栄光、力、義...etcなどのテーマがでてくる。

4)敵の攻撃

敵は攻撃することができるのは70篇や71:12に書いてあるように神はすぐにさ
ばいてくださっていないように見えるからである。敵は「神は答えてくれないでしょ
!」と言って攻撃してくる。黙示録13:10、14:12でも聖徒たちは忍耐しな
さいと言われている。それにたいして22:20で「わたしはすぐに来る」と神は
言ってくださる。

5)まとめ

神なる主は岩である。それにずっと信頼しているので、恥をかかせようとする敵をさ
ばいてください。神の救いを信じているので、ずっと告げ知らせる神は私を岩にして
敵が恥を見るように。

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+カンノケイヤ@カンノファミリー
mailto:keiya@kanno.com
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