Subject: 詩篇78篇の構造(松田) |
From: matsuda@saiwai.net |
Date: 2002/03/15 15:22 |
To: saiwainet@egroups.co.jp |
+松田@移民です。 ちょっと混乱した構造になってしまいました。自分の構造を作った後で塾長の構造を 見ましたが、やはりだいぶ違ってましたね。 民が不信仰の罪を繰り返しても神は見捨てず、ついに子羊である王が与えられて民が 養われるようになる、というストーリーであるように見えます。塾長が描いた御国発 展の絵が頭から離れないせいでしょうか。 [王の教え] A みわざを語り継ぐ(1-4) B イスラエルに教える(5-6) A みわざ忘れるな(7) C 反抗するな(8) [忘れる民/あわれむ神] D エフライム忘れる(9-11) E ツォアンのしるし(12-16) F 民が神を試みる(18-20) B イスラエルへの御怒り(21) G 民信じない(21-22) H 神の御恵み(23-29) I 神の御怒り(30-31) G 民信じない(32) I 神の御怒り(33) J 民の悔い改め(34) K 民の裏切り・あざむき(35-37) H 神あわれむ(38) [忘れない神/試みる民] A 神は忘れない(39) C 民の反抗(40) F 民が神を試みる(41) [忘れる民/試みる民/怒る神] A みわざ忘れる(42) E ツォアンのしるし(43-51) F 民が神を試みる(56) K 民の裏切り(57-58) I 神の御怒り(59-64) [あわれむ神/羊の王] H 主は敵を撃つ(65-66) D エフライム選ばれない(67) D ユダ選ばれる(68) H 天・地・聖所(69) D ダビデ選ばれる(70) A イスラエルを養う(71) A ダビデの導き(72) ■感想 突然ですが、「ツォアンの野ホワイトボード」の図はおもしろいですねえ。これは思 いつきませんでした。「ツォアン」ひとつでこんなに楽しめるなんて。 また、「おすすめ研究ホワイトボード」を見ると、詩篇77篇から78篇へと、つな がりの中でストーリーが発展していることが書いてありましたが、これは脳裏をかす めたけどはっきり突き止められなかったことです。 77篇をやったとき、荒野で神を忘れた民のことが話題にのぼったりしましたが、次 の78篇とのつながりを発見するところまではいきませんでした。残念です。うちの 子の構造は、77篇を9節と10節の間で真っ二つに切って中心がわからなくなった りするし・・・。しかし、みなさんの研究のおかげでついていくことができました。 たくさんの研究員をかかえるさいわいネットを読んでいると、「あ、うちもこの課題 をしなきゃ、ケイヤくんの研究はなかなかよい、あ、塩光キッズもがんばっているで はないか、脂肪研究家だった将くんは最近は歴史研究家になったのか、あれもいい な、あ、これも、あれも・・・」と、目がぐるぐる状態で結局あれもこれも中途半端 になってしまう、というパターンがよくありました。なので、「おすすめ研究」から 選んで自分の課題を作るという塾長のアイデアはとても良いと思います。 今回の質問「78篇で取り扱われている大きな罪」は、 ・神を疑う(試みる) ・神に信頼しない でしょうか。 そういえば、塾長が持っている何かの本に「イスラエルは記憶の民」などという表現 があったのを思い出します。クリスチャンになる前に長らく「忘却の民」(というよ り棄民ですね)としての生活を送り、神を思う心は今もまだまだ未熟であることを強 く覚えさせてくれる詩篇78篇でした。 水のない荒野で、しかも岩から水が出てくるのはすごく不思議な光景だったに違いな いのですが、「確かに、岩を打たれると、水がほとばしり出て流れがあふれた。だ が、神は、パンをも与えることができようか」というイスラエルの不信仰もまたすご いですね。「食べること」について心配してしまう罪のことが繰り返し出てきます。 しかし、神の御救いの力に信頼せずに自分で勝手に心配を増やしてしまう不信仰は、 たしかに自分でも覚えがあります。 長くなってすみません。