Subject: 79篇研究 |
From: simauma-panda@dj.pdx.ne.jp |
Date: 2002/03/19 21:58 |
To: saiwainet@egroups.co.jp |
聡子です。今日のオススメ研究から、12節「そしりの7倍」を選んで調べました。 まず“そしり”について、詩篇74の10節に「神よいつまで仇はそしるのでしょうか」とあり、22節に「愚か者が一日中あなたをそしっていることをこころに留めて下さい。」とあります。また 、89篇の50節に「主よ。こころに留めて下さい。あなたのしもべたちの受けるそしりを。」とあります。 次ぎに“7倍”について見ると、創世紀 4章15節 「それだから、だれでもカインを殺す者は、7倍の復讐を受ける」 24節「カインに7倍の復讐があれば、レ メクには77倍」とあります。 ここまでみたところで、神さまはしもべ達の受けるそしりに心を留めて下さる方であり、またその復讐は“7倍、77倍”というふうに表現されるということがわかる。 次に私が“7倍”と聞いて連想した箇所は、マタイによる福 音書18章21節ーそのとき、ペテロがみもとに来て言った。「主よ。兄弟が私に対して罪を犯した場合、何度まで赦すべきでしょうか。7度まででしょうか。」22節ーイエスは言われた。「7度までとはいいません。7度を70倍するまでといいます。」という箇所です。ここでは同じ7倍や7 の倍数が、罪を赦す際の比喩(表現)として使われていることがとても興味深いです。 おわり