Subject:
Sheep book psalm 83 interesting part
From:
"Ken" <ken@mikunikensetsu.com>
Date:
2002/04/17 16:20
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

今日は、塩光献です。羊本を読んで興味深いところを読んだので送ります。

 

イスラエルは歴史の中で常にこの詩篇83篇の状態に直面しています。最初にこのことが見られるのは当然エジプトのパロがイスラエルの民を奴隷にしていた時です。イスラエルの民は、神がアブラハムに誓ったとおりに空の星のように、海辺の砂のような数にどんどん増え続けたので、パロはイスラエルの民を恐れて彼らを迫害し続けました。最後には迫害はひどくなって、イスラエルの男子が虐殺されるところまで行きました。だが、この迫害の結果はイスラエルの滅びではありませんでした。逆に、エジプトがひどい災害に会って、一番の軍隊を紅海でなくして、結果的に滅びてしまいました。

      ユダヤ人はいつまでも迫害に会い続けて行きます。アッシリア帝国がイスラエルを721B.Cに征服してその後バビロン帝国は586B.C.にもイスラエルを征服しました。ローマ帝国の時代になってもユダヤ人はClaudius皇帝によって

ローマから追放されたりされます。(使徒行伝18:2

      中世期になってもユダヤ人は迫害され続けます。十字軍が攻撃する前もその間も迫害にあっています。イギリス、イタリア、ドイツ、それからフランスの中では何千もユダヤ人は攻撃されたり殺されたりされていました。15世紀から16世紀につづいて、こういった行動は激しくなる一方でした。15世紀頃、500以上ものユダヤ人の地域は完全に破壊され、それより多くの地域は攻撃に会い続けていました。その世紀の終わりごろイスラエルの民はスペインから追い出されてイタリア、オランダやエジプトに移住しましたが、何週間かたったらまた追放されたり、小さいユダヤ人の町に入れられていました。

      第二次世界大戦中とその前には、皆が覚えているように、ヒットラーによってドイツの領土に、あるいはドイツが征服したところでユダヤ人は組織的に殺害されていました。ヒトラーの死のキャンプで6,000,000人以上ものユダヤ人は虐殺されました。

      記録されている世界の歴史をすべてを探ってもイスラエルの民程敵に囲まれて迫害された民族はいません。だが、驚くことにユダヤ人は数を増していきました。1836年に世界の人口が数えられた時にユダヤ人の数はおよそ3,000,000人でした。1936年頃にもう一度人口調査が行われた時に、数々の迫害にあって来たにもかかわらず、ユダヤ人の数16,000,000人を越していました。第二次世界大戦の時に6,000,000人以上のユダヤ人は殺されましたが、最近の人口調査によるとユダヤ人の数は第二次世界大戦前の数を超えていることがわかります。この驚くべき成長は神の御恵みであること以外に説明することができません。

      なぜこんなに憎しみがあったのでしょう?エジプトイスラエルの数のためにイスラエルの民を恐れて憎んでいました。ヨーロッパの国々はユダヤ人たちの変わった宗教と習慣のために彼らを憎みました。ユダヤ人はドイツ民族、いわゆる一番進んだ、美しいドイツ民族(ナッチの考え方によれば)ではないのでヒットラーに憎まれて、ドイツ人の怒りを向ける的にされました。

      だが、こういった目的や考えはこのひどい憎しみを説明しません。この憎しみを説明するのはやはり創世記3:15に書いてあります。

 

「わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。」

 

ユダヤ人からメシヤが生まれるあるいは、生まれたのでサタンはユダヤ人を憎んでいるのです。それなのでパロやヘロデやヒットラーを使ってユダヤ人を消そうとしました。こんな憎しみから出る迫害や攻撃に直面しながらもユダヤ人は保たれてきました。これは謎でありながら奇跡的な出来事であるのです。

 

 

僕のコメント

 

私達は真の神の民であるので、この世の者すなわちサタンの者にユダヤ人以上に憎まれるはずです。現代の多くクリスチャンはこの世になじもうとするので憎まれていませんが、成長しませんし、福音を広めることもできませんし、クリスチャンとして正しく生きることもできませんし、神の栄光をあらわすどころか神の御名を汚してしまっています。クリスチャンは自分の信仰を恥として思ってはいけません。この世の者達となじもうとしてはいけません。ある意味で、ユダヤ人はその当時、外国から見れば他の国と変わっているなじまない宗教を持っていて、他の国となじもうとしないので憎まれましたが、そのように憎まれた時には成長しました。聖別されている民でした。私達クリスチャンも同じように聖別されているはずです。もっともっとサタンとその家来たちに憎まれるように頑張って、全てを尽くして、私達を無限な愛をもって愛してくださっている神を愛して、聖別された民らしくなるように熱心に努力して生きましょう!

 

以上です。