Subject: 7節前半の歴史的背景(謙人) |
From: "Kento Aoki" <kento@mikunikensetsu.com> |
Date: 2002/04/18 10:31 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは、謙人です。 7節前半の歴史的背景を見ました。 「ゲバル」 ゲバルという言葉の意味は「山」という意味です。 聖書の中ではゲバルは二回、ゲバル人は1回しか出てきません。 ゲバルは死海のエサウの子孫であるエドム人が住んでいた東南部にすんでいました。 彼らのすんでいたところはヨシュア13:5に詳しくあります。ここで、神様はイス ラエルにこの地を相続地として与えられると言われます。 このゲバル人はエゼキエル27:9にあるように造船、修繕に巧みだったようでソロモ ンはゲバル人を石工として雇いました。(一列王記5:18)また、エゼキエル27章 にはゲバル人はツロに仕えたものとしてかかれています。ゲバル、ゲバル人は聖書の 中にはあまり詳しくありませんでした。 「アモン」 アモンという言葉はロトとその娘の間にできた子供の名前ベン・アミからきた言葉で ベン・アミは「私の民の子」という意味です。創世記19:38にあるようにベン・アミ はアモン人の先祖でもあります。アモンという言葉は18回、アモン人は22回聖書の中 に出てきます。アモン人は アモン人はイスラエルの同族なので、イスラエルがカナンの地に入るとき、イスラエ ルは彼らの地には入りませんでした。また、申命記23:3にあるように、アモン人 は主の集会には入ってはいけません。そこにあるように彼らはイスラエルを迎えよう とはせずに戦いを仕掛けたからです。しかし、神様はアモン人の地はロトの子孫に与 えられた地なので相続としてあたえないといわれました。 アモン人は戦争に強かったのでイスラエルは非常に苦しめられました。士師記10:7 -9にはイスラエルが苦しめられたことが書いてあります。ここで神様は主に悪を行 い色々な神々に仕えたので、その報いとして裁かれました。 「アマレク」 アマレクという言葉の意味はよくわかりませんが、移住者のような意味だと思いま す。 アマレクはエサウの子孫で、エドムの地に住んでいました。最初に彼らがイスラエル に攻撃を仕掛けた時、神様はアマレク人は滅びなければならないといわれ、ダビデの 時代、イスラエルに屈服されました。 以上です。