Subject: 7節の歴史的背景の続き(謙人) |
From: "Kento Aoki" <kento@mikunikensetsu.com> |
Date: 2002/04/19 10:50 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは、謙人です。 7節の歴史的背景の続きをやりました。 「ツロの住民」 ツロという言葉は「岩」という意味です。 この言葉は聖書の中に39回、詩篇の中で3回出てきます。 ツロとは町の名前でその町は聖書の中でも色々なところに出てくる有名な町で、イス ラエルがカナンに入ったときに、アシュル族に割り当てられた場所です。ヨシュア19 :29にそのことは書いてあります。そこでツツロは城壁のある町、英語で強い町と言 われています。ツロには書いてあるように、城壁がありⅡサムエル24:7には要塞 の町ツロと言われています。ツロの王だったヒラムはイスラエルと同盟を結び、ダビ デやソロモンが神殿を建てるとき、杉材などを送りました。ツロの王ヒラムは細工物 の知恵に満ちていたのでⅠ列王記7:13~にあるようにソロモンはツロからヒラム を呼んできました。また、ヒラムはナフタリ族のやもめの子で、イスラエル人とは関 係があったことがわかります。ヒラムはナフタリ族のやもめでしたがツロの住民は誰 の子孫かは聖書にないのでわかりません。 「ペリシテ」 ぺリシテという言葉の意味はよくわかりません。 この言葉は聖書の中に218回、詩篇の中に2回出てきます。 ぺリシテ人はハムの子孫、ミツライムの子孫からきました。(創世記10:14)彼ら はイスラエルに何回も戦いを仕掛けてきたように、好戦的でした。ゴリヤテもぺリシ テ人でダビデは彼を殺しました。そして、サウルが王の位から退けられたとき、ダビ デはぺリシテ人を屈服させました。また、神様はぺリシテ人によってイスラエルを裁 かれることが何回もありました。その一つはエリの話です。そのとき、祭司だったエ リの息子たちは罪をおかしていたので神様はイスラエルにぺリシテ人をおくってイス ラエルを裁き、契約の箱はぺリシテ人によって奪われました。この他にも神様がぺリ シテ人によってイスラエルを裁かれる話は聖書の中に何回も出てきます。 以上です。