Subject:
詩篇84篇 研究のための下ごしらえ
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Date:
2002/04/22 12:21
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+カンノケイヤです。

●テーマ

・私は神の家を求める(1,2,10節)
・神を賛美します(2,4節)
・幸いなるかな(4,5,12節)
・祝福される(6,7,11節)
・祈りを聞いてください(8,9節)

●構造

1-2 神の家を求める
3 小さな動物でさえ神に家に住んでいる
4 神の家に住む人は賛美する
5-7 シオンへの大路のある人は祝福される
8-12 祈りを聞いて光を照り輝かせてください


●100字文

この詩篇で、詩人は神の家に住むことを求めている。それは詩人にとって最高の祝福
であり、幸いである。

●問い

・詩人はどのような状態なのか?どのような中で「神の家」に行きたいと願っている
のか?
・7節はこの詩篇の中でどのような位置付けになっているのか?7節はどのような意味
なのか?
・ここの油そそがれた者とは誰か?誰のことを指しているのか?

●気が付いたこと

・この詩篇には「幸なことでしょう」というテーマが3回もでてくる。
・この詩篇で、神についての表現がいろいろでてくる。それをよく見ると、神を王と
して見ている言い方が多いことが分かる。

    万軍の主
    生ける神
    私の王
    私の神
    万軍の神、主
    ヤコブの神
    太陽
    盾

・9節にある「油そそがれた者」という言い方はヘブル語では「メシヤ」、ギリシャ
語では「キリスト」である。
・10節のところには有名な「あなたの大庭にいる一日は千日にまさります。」という
言い方がある。この言い方は聖書を題材に書かれたといわれている「ナルニア国のも
のがたり」の「馬と少年」という話にもでてきた。その本の22ページで馬がナルニア
はどのような場所かを話しているが、その中に「ナルニアにいる一時間は、カロール
メン(ナルニアの住人は肌が白いが、この国の人々は肌が黒く、奴隷制度があり、貧
富の差が激しい)に千年いるよりも、ずっといいんですよ。」という言い方がある。

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+カンノケイヤ@カンノファミリー
mailto:keiya@kanno.com
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