こんにちは、+Keiya Kannoです。

この詩篇の中には「怒り」についての言葉が5つもある。しかし、これらの言葉は同
じではない。

3節の最初の「激しい怒り」は<05678>
3節の2番目の「燃える御怒り」は<0639>
4節の「御怒り」は<03708>
5節の1つ目の「怒って」は<0599>
5節の2つ目の「御怒り」は<0639>（3節の2番目と同じ）

1）3節の<05678>

この言葉は聖書の中に34回ある。

最初の箇所は創世記49:7のヤコブが死ぬ前の預言である。その中でシメオンとレビは
シェケムでの虐殺のときに怒ったことで呪われている。最終的にシメオンはユダと一
緒の相続地だったので、ユダに飲み込まれてしまった。レビはイスラエルのいろいろ
な所に町をもらった。

次の箇所はかなりあとのヨブ記21:30である。この箇所でヨブはその3人の友に答えて
いる。この箇所の意味はよく分からない。

3つ目の箇所はヨブ40:11である。この箇所は神のヨブへの答えである。神はヨブに自
分で自分を救えないだろうと言う。

4つ目の箇所は詩篇の中で一番最初の7:6である。この箇所で詩人は敵に攻撃されてい
るので、「立ち上がって、怒ってください」と祈っている。そうしたら神は盾となっ
て、さばき、怒ってくださった。それで義を賛美する。

2）3節と5節の<0639>

聖書の中に269箇所もでてくるが、

最初の箇所は創世記2:7にでてくる。ここで神は人を造っているが、神がアダムの鼻
に息を吹き込んだと書いてあるが、その「鼻」という言葉が85:3,5にでてくる怒りと
同じ言葉である。

2番目の箇所は創世記3:19である。この箇所は神のアダムへの呪いの箇所であるが、
ここの「顔」という言葉が怒りという言葉と同じである。

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